› 新潟岩室温泉小さなお宿小松屋〜小さなお宿だより〜 › 2013年06月
2013年06月30日
紫陽花とゆりとホタルと。
紫陽花♥
岩室温泉ではホタルが元気に夜の岩室をにぎやかにしてくれていますが、
初夏の花たちも元気に咲いて、旅館の中を明るくしてくれくれています。
紫陽花♥
テッポウユリ♥
紫陽花♥
オニユリ♥
あちこちにそっと飾られている季節の花たちを探してみてくださいね。
タグ :紫陽花
2013年06月20日
提灯新調♥と職人魂の伝承。
小松屋の玄関先には屋号の書かれた提灯がお客様をお出迎えしています。
この提灯、今は本当に少なくなった、三条市の提灯専門の職人さんの完全手作りなのであります。
屋外に吊るしてあるため、痛みや汚れができやすく、1年半〜2年に一回新調しなくてはいけません。
既製の看板にはない手作りの良さと、暗くなり明かりがともったときの暖かみのある姿を大切にしたいと思い、使い続けています。
今日は夏を前にいい加減ぼろぼろになった提灯を取り替えに三条市の岡田提灯店さんへ伺いました。
もうすぐ80歳。たった1人で続けていらっしゃいます。
一つの提灯を作るのに大きさや種類にもよりますが、ひと月ほどの時間がかかります。
最近は膝や腰が弱くなり、たったり座ったりの作業もなかなか苦しくなってきたとおっしゃっていました。
貴重な提灯制作の技術を継がれる方はいらっしゃらないのですかと質問したところ、
数年前に若い方が来られたが、なかなか続かなかった。と話してくださいました。
そして若い頃のことや、提灯店という商売、こだわりの提灯についてなど初めて聞くお話をたくさん話してださいました。
一つの提灯にもたくさんのストーリーがあります。
小松屋の顔として大切に飾らせていただきます。
岡田さんには少しでも長い間元気に提灯を作っていてほしいと願わずにはいられません。
一人提灯と向き合いじっくり時間を懸けてお客様の喜ぶもの、自分の納得する物を作る。
何でもかんでもスピードと効率が重宝される今、提灯屋さんのような生き方も大切にしてほしいと思いました。
以前伺ったときのブログ
岡田提灯店さんの記事です。
タグ :岡田提灯店